OSS申請について~その2~


新車新規OSSは年々導入地域が拡大し、本年は、ほぼ全ての地域で利用可能となりました。当事務所におきましても、全国各地での新規登録を承っております。

 

■ OSS申請によるメリット

 

フレームが引きあたる前から希望ナンバー申請が可能

OSSによる新車新規はフレームが引きあたる前でも希望ナンバーの申請が可能です。

そのため、従来の登録ではフレームが引きあたるのを待ち希望ナンバーの申請をし、さらに引替日を待ち登録日を決定するということもありましたが

先にOSS申請を開始し、フレームが引きあたるタイミングで登録完了させることができ、登録まで時間の短縮が可能となります。

 

書類を陸運局へ提出前に申請開始ができることも

従来のOSS申請は書類を陸運局へ提出し、初めて車庫証明の申請が開始されますが、令和2年4月より追加された行政書士による資格者代理人申請により 

書類提出は登録審査の前(おおむね登録完了予定日)となり、必要書類の原本の取得にお時間のかかってしまうなどの場合は、非常に活用できます。

ただし、資格者代理人申請での申請には、申請時車庫証明申請依頼書(行政書士への委任状)の添付が必須となります。

 

登録印紙が窓口申請よりも安い

普通車の窓口での新規登録印紙代は手数料2,100円+技術手数料400円  合計2,500円

OSS登録の場合は,手数料1,500円+技術手数料400円  合計1,900円

と、安く設定されています。

(注意・・・令和5年1月からは変更あり)

 

完成検査証、譲渡証、自賠責保険について

こちらにつきましても全て電子化されており、運輸支局へ提出する必要がありません。

 

 

今後電子化の普及により変更箇所の発生も予測されますが、これまでの経験では、希望ナンバーの申請のメリットと資格者代理人申請のメリットについて特に便利さを感じます。

 

これからも利便性を向上するためのシステム改修はまだまだ行われそうです。

 

ご不明点などはお気軽にお問い合わせください。